この記事は、小沢部長とその部下である松永という社員のやり取りを通じて、マーケティングに関する言葉を解説するシリーズの4回目です。

今回のキーワードは「採用ブランディング」です。

採用ブランディングって日本語で言うと何になるの?

とある日の仕事帰り。

小沢部長
「うーん。なかなか最近は、うちの採用もうまくいっていないみたいだなあ。」松永
「えっ、そうなんですか。うまくいってないっていうとどういう・・・?」小沢部長
「人数が単純に集まらないらしい。内定辞退率も上がっているみたいだしなあ。入ってくる子たちはもちろん優秀だけどね。」

松永
「うーん。大手の媒体に頼るだけじゃあ難しいんですかね?」

小沢部長
「恐らく、自社で採用していかないといけないんだろうなあ。聞いたところによると、最近、採用ブランディングという言葉があるみたいだね。ちょっと調べてやってくれないか?」

松永
「ええ!?」



 

この会話、辞書訳&意訳するとこんな感じになります。

小沢部長
「うーん。なかなか最近は、うちの採用もうまくいっていないみたいだなあ。」松永
「えっ、まじすか。」(おれもうまくいってない?まさかね)
「何がうまくいってないんすか・・・?」小沢部長
「人数が単純に集まらないらしい。内定辞退率も上がっているみたいだしなあ。入ってくる子たちはもちろん優秀だけどね。」

松永
(ほっ)「採用難しいって言われている時代に、今までと同じじゃだめなんすかね?」

小沢部長
「恐らく、とりあえず媒体載せて集まる時代じゃないんだろうな。聞いたところによると、最近、『この企業で働いてみたい』という自社のファンを増やす採用手法があるみたいだね。(多分人事は忙しいから動けないだろうな。あっそうだ。)ちょっと調べてやってくれないか?」

松永
「ええ!? 人事じゃないのに!」



 

誤解を恐れずに、採用ブランディングをかなり平易な日本語で言うと、

「あの会社で働きたい」「あの会社のあの仕事をしたい」「あの会社のあの人と働きたい」などと、自社で働くことに対してポジティブな印象を作っていくということです。

その手法は、リファラル採用、ダイレクトリクルーティング、イベントや採用サイト、パンフレット、説明会などを通じてなど様々あるようです。

リクルートコミュニケーションズで100社以上の採用ブランディング、採用コミュニケーションを支援し、DeNAを経て、独立された佐藤タカトシさんは弊社で採用ブランディングに関してセミナーを行った際にこのように仰っていました。

「本当にこの会社のこういうところがいいよ」と上辺だけでなく、嘘のない情報を求職者に腹の底から言えることが、1つの採用ブランドを形成していきます。

規模感とかはいろいろあると思うんですけど、学生や求職者が喜ぶようなコンテンツを準備していくことが大事だと思っています。

「こういうものを作りました」とか、「こういう会社です」というアウトプットだけだと求職者には伝わりません。「なぜその商品ができたのか」とか、「何を考えてみなさん日々仕事をしているのか」というプロセスを伝えたほうが、求職者に刺さりやすいです。

相手が喜ぶ社内のうわべじゃないコンテンツを提供し続けるということが、採用ブランディングにつながっていきそうですね!