著者インタビュー「経営者に読んで欲しい一冊」では、経営者の方におすすめしたいビジネス書を、著者の方へのインタビューを通してご紹介します。

今回は、であり書籍『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』の著者でもある宇都出雅巳さんへのインタビューをお届けします。

この記事では、書籍の内容や宇都出さんの経験をもとに「仕事のミスと脳の関係性」についてお話をうかがいました。

宇都出雅巳

トレスペクト教育研究所代表
2002年に独立。企業研修やビジネスマン向けの講座・個別指導を行う。主な著書に『絶妙な聞き方』(PHP文庫)、『「1分スピード記憶」勉強法』(三笠書房)、『暗記が苦手な人の3ステップ 記憶勉強術』(実務教育出版)など多数。

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

書籍『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』はどのような人向けに書かれた本ですか?

日々、ミスに悩まされ、がんばってもがんばってもミスをしてしまう人に向けて書いた本です。

一所懸命、真面目に仕事をしている、日々より良い仕事にしようと取り組んでいる、そういう人に限って「あれ? しまった!」とミスをしてしまって、上司から怒られたり、自分でも自分自身を責めて落ち込んだりするものです。

がんばればがんばれるほどミスは起こる

具体的にはどのようなことが書かれていますか?

この本で最もお伝えしたいのは、「いくらがんばってもがんばっても、ミスはなくならない」ということ。むしろ、がんばればがんばれるほどミスは起こってしまうということです。

その原因は、われわれの脳の仕組みがミスを起こすようになっていることにあります。脳の仕組み、具体的には「ワーキングメモリ」と「潜在記憶」と呼ばれるものですが、この仕組みを理解することで、なぜこれまで仕事のミスが起こっていたのかが腑に落ちるはずです。そして、これからの仕事のミスを減らし、無くしていくための方法がわかります。その方法を実践することでミスを減らし、無くすことができるようになるのです。

また、それだけでなく、どうすれば脳を有効活用できるかがわかります。あなたの脳の情報処理・創造能力をアップさせ、生産性を向上させることができるはずです。

脳の有効活用が仕事の生産性向上にもつながる

宇都出さんから見て、企業の経営者が意識するべきだと思うことは何かありますか?

脳を有効活用することが、個人や企業の成長につながるということを意識してみてほしいと思います。

働き方改革などの後押しもあって企業では、生産性向上のために、さまざまな取り組みがなされていると思います。また、IT技術を活用した多くの便利なツールがあり、そのためのノウハウも世の中にはあふれています。

しかし、突き詰めていくと最も大事なのはわれわれの脳であり、その生産性です。脳の仕組みを知り、それを有効活用することが、本当の意味での生産性向上の実現につながるはずです。

もちろん、個人の成長、組織、企業の成長のためにも、脳の有効活用は欠かせません。ここ最近の脳科学、認知科学の発展は目覚ましいものがあり、その知見を知ることで、脳の有効活用が可能になり、生産性を向上させ、個人、企業の成長を実現できます。

何か難しいことを行う必要はありません。実は、ほとんどのことは昔から伝えられ、できる人は自然と見出し、実践してきた基本に一致するものです。

変化が激しく、情報があふれる「複雑性」の時代だからこそ、本質的でシンプルな智慧が有効です。まずはご自身の脳の仕組みを知り、それを自分、そして仲間、全員で有効活用することから始めてもらえればと思います。

さいごに

今回は、『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』の著者 宇都出雅巳さん に「仕事のミスを生み出す脳の仕組み」ついてうかがいました。

この記事のポイント
  • がんばればがんばれるほどミスは起こる。
  • ミスを生む脳の仕組みを知ることで、ミスを減らす方法がわかる。
  • 脳の仕組みを知り、有効活用していくことが、個人、企業の成長につながる。

書籍のご紹介
『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
  • 「お客様から頼まれていた大事な用件をうっかり忘れてしまった!」
  • 「手をかけて作りこんだ資料だったのに、とんでもない誤字が残っていた!」
  • 「確かに確認したと思っていたのに、お客様と自分とで認識のズレがあった!」
  • 「あのときはよく考えて判断したつもりだったのに、なんてバカな判断をしたんだ!」

こんなミスに悩んでいる方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

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『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』からエッセンスを抽出し、わかりやすく図解した本です。

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