理念をまとめた書籍・動画の制作や社内イベントの開催など、経営理念を浸透させる方法には様々なものがあります。

しかし、実際に取り組んでみたところ、いまひとつ効果が得られなかったという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、経営理念が社内に浸透しないときに見直すべき3つのポイントをご紹介します。

この記事を読み終えた時には、経営理念を社内に浸透させるためにあなたがやるべきことが明確になっているはずです。

目次

・経営理念とは
・経営理念を浸透させる方法
・経営理念が社内に浸透しないときに見直すべき3つのポイント
・ありきたりな言葉になっていないか?
・本当に実現したい想いが反映されているか?
・会社が果たす社会的意義が盛り込まれているか?
・社内に浸透する経営理念の作り方
・まとめ

経営理念とは

経営理念とは、企業活動の方向性を示す、基本的な考え方想いを表現するものです。

企業によっては、企業理念と呼ばれる場合もあります。

理念の例

KDDIグループのHPでは、経営理念(企業理念)として次のような言葉が掲載されています。

KDDIグループは、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客さまの期待を超える感動をお届けすることにより、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献します。

企業が、お客様・従業員に提供する価値や、社会にどのように貢献していくのかが分かりやすく表現されています。

経営理念の浸透がもたらす効果

経営理念が社内に浸透することは、企業活動に次のような効果をもたらします。

1.社員の仕事へのモチベーションが上がる。

「自分たちが何のために働いているのか」「自分たちの仕事がどのような価値を生み出しているのか」を意識し、社員が高いモチベーションで働くことができるようになります。

2.社員に顧客目線が身につく。

「自分たちの仕事がどのような価値を生み出しているのか」を理解することで、よりよい価値を提供しようという意識づけができます。

3.社内に一体感が生まれる。

社員が経営理念を共有することで、異なる部署どうしのコミュニケーションも活性化し、会社全体に一体感が生まれます。

経営理念を浸透させる方法

経営理念を社内に浸透させる方法には、以下のようなものが考えられます。

  • 社員総会・社内イベントを行う
  • 理念や歴史をまとめたブランドブックを作成する
  • 理念や歴史をまとめたブランドムービーを作成する
  • 社内向けWebサイトを活用する
  • 理念を体現できているかの評価を反映した人事制度を作る
  • 社内報を発行する

これらのうち、いずれかの方法をすでに実践している、あるいは実践したことがあるという企業も多いことと思います。しかし、実際にやってみても、いまひとつ効果が得られないという場合も多いのではないでしょうか?

その原因は、経営理念そのものにあります。

そもそも経営理念が社員の興味・共感を得るものではなかったり、仕事の意義を反映したものになっていなければ、社員ひとりひとりに浸透させていくことは難しいはずです。

つまり、経営理念を社内に浸透させるためにまず行うべきことは、経営理念を見直すことです。

経営理念が社内に浸透しないときに見直すべき3つのポイント

経営理念が社内に浸透しないときに見直すべきポイントは、次の3つです。

  • ありきたりな言葉になっていないか?
  • 本当に実現したい想いが反映されているか?
  • 会社が果たす社会的意義が盛り込まれているか?

ひとつひとつを順に確認していきましょう。

ありきたりな言葉になっていないか?

ありきたりでない、今までに見たことが無いような言葉で表現された理念は、社員の意識を惹きつけることができます。社員の興味を引き付けることで、理念を理解するきかっけが生まれます。

本当に実現したい想いが反映されているか?

建前だけではない、心の底から実現したい想いが、経営理念に込めれると、言葉にリアリティが生まれてきます。事業を通して実現したいことを見つめ直し、理念の中に盛り込むことで、社員の心を動かす経営理念を作ることができます。

会社が果たす社会的意義が盛り込まれているか?

事業を通して社会に提供する価値が明確になっていると、社員ひとりひとりが自分の仕事の意味を意識することができます。「自分の仕事がどのように役立っているのか」が分かる理念は社員の共感を呼び、社内にも浸透しやすくなります。

社内に浸透する経営理念の作り方

以下の記事では、建前だけではない、人の心を動かす経営理念の作り方をご紹介しています。経営理念の浸透によって、顧客満足度の向上を目指す方は、是非一度、目を通してみてください。
経営理念の作り方。たった5つの手順で明確にする「志」

まとめ

経営理念は、ありきたりではなく、あなたが本当に実現したい想いと、果たすべき社会的意義を反映した言葉で表現することが大切です。

これらの点に気を付けて経営理念を見直すことで社内への浸透が進み、社員のモチベーション社内の一体感が高まっていくはずです。

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