今回は、実践編第二弾と題して、営業PDCA実践レポートをお送りします。
この記事では『営業』を購入された方向けの、ダウンロード付録『10分間営業PDCAシート』を実践した記録をご紹介します!
今回は、社内の営業担当が実践してみました。
『営業』とは
野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべてをまとめた書籍です。営業の各プロセスを改善し続けて実績を出す思考法がまとまっています。営業をテーマにした書籍では、異例の3万部突破のベストセラー。
『10分間PDCA』とは
『営業』の付録としてダウンロードできる、『10分間営業PDCAシート』を使った手軽なPDCA体験です。『営業』を購入された方はお分かりかと思いますが、『10分間PDCA』は以下の7つの手順で取り組みます。
- ゴール設定をする
- 達成したいゴールを決めます。
- 課題を考える(制限時間 3分)
- ゴールを実現するにあたって考えられる課題をできるだけ多く書き出してくだします。(目安:7個以上)
- 課題の絞り込み(制限時間 30秒)
- 上で書き出した課題の中から「もっともインパクトがありそうなもの」を3つ選びます。
- 解決策を考える(制限時間 3分)
- 3つに絞った課題を解決する方法を書き出します。(目安:10個以上)
- 解決策の絞り込み(制限時間 30秒)
- 上で書き出した解決策のなかから「もっともインパクトがありそうなもの」を3つ選びます。
- タスク化(制限時間 2分)
- 3つに絞った解決策について「手段(どうやるか)」と「期日(いつまでにやるか)」を決めます。
- 見える化(制限時間 1分)
- 上で決めたタスクをスケジュール帳に書き写します。
このたった10分間を繰り返すだけでPDCAサイクルを回せる仕組みになっているのです。
それでは、早速実践してみます!
『10分間PDCA』実践
1.ゴール設定をする
達成したいゴールを決めます。
ゴール
受注金額を、1.5倍にする。
次の『2.課題を考える』から『7.見える化』まではそれぞれ制限時間が設けられているので、時間を計って10分で終わらせます。
2.課題を考える(制限時間 3分)
ゴールを実現するにあたって考えられる課題をできるだけ多く書き出してくだします。(目安:7個以上)
- 手持ちの案件が長引いてしまう
- 顧客単価が低い企画書を作るのに時間がかかってしまう
- 見込みが薄い案
- 件に時間をかけすぎている
- 案件が少ない
- 一つの商品でしか、大きな売り上げを上げることができない
- 見込み顧客の育成ができていない
3.課題の絞り込み(制限時間 30秒)
上で書き出した課題の中から「もっともインパクトがありそうなもの」を3つ選びます。
- 手持ちの案件が長引いてしまう
- 顧客単価が低い
- 企画書を作るのに時間がかかってしまう
- 見込みが薄い案件に時間をかけすぎている
- 案件が少ない
- 一つの商品でしか、大きな売り上げを上げることができない
- 見込み顧客の育成ができていない
4.解決策を考える(制限時間 3分)
3つに絞った課題を解決する方法を書き出します。(目安:10個以上)
- 紹介ルートの開拓
- テレアポの量を増加させる
- WEB経由のお問合せ増やすべく、WEB記事を書きまくる
- 過去の案件の掘り起こしをすべて行う
- 新商品を受注する
- メールマガジンの開始
- 定期的な情報提供を義務化する
5.解決策の絞り込み(制限時間 30秒)
上で書き出した解決策のなかから「もっともインパクトがありそうなもの」を3つ選びます。
- 紹介ルートの開拓
- テレアポの量を増加させる
- WEB経由のお問合せ増やすべく、WEB記事を書きまくる
- 過去の案件の掘り起こしをすべて行う
- 新商品を受注する
- メールマガジンの開始
- 定期的な情報提供を義務化する
6.タスク化(制限時間 2分)
3つに絞った解決策について「手段(どうやるか)」と「期日(いつまでにやるか)」を決めます。
- 今週中に、可能性はあるがアプローチができていない案件をリストアップ
- 今週中に、新商品を提案できる体制を考える
- 今日から、新規の案件にはメールマガジンを送付することをルール化
7.見える化(制限時間 1分)
上で決めたタスクをスケジュール帳に書き写します。
- タスク管理ツール「ToDoist」に書き込み完了!
まとめ
10分間だと短そうだなと思いましたが、実際にやってみるとそれほど短さは感じませんでした。
むしろタイムリミットがあることで、自分が目を背けていたことも書き出し、課題に向き合うことができました。
このPDCAならば、続けられる!と感じました。皆さんも是非お試しください!
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