この記事では、「反応(レスポンス)こそが取引先の本質」について解説します。この内容は、内海正人さんが著書『誰からも「取引」したいと言われる会社の条件』の中で解説している内容をもとに編集しています。

あなたのその行動が、取引先からの信頼を失わせているかもしません。

岩松正記

税理士。東北税理士会仙台北支部所属。山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員、税理士事務所勤務を得て、10年間に転職4回と無一文を経験後に独立。開業5年で102件関与と業界平均の3倍を達成し、現在は紹介のみを受け付けるスタイルで活動している。

電話が返ってくるまでの時間

電話をかけ、不在だった場合に折り返しの電話を依頼し、実際に折り返しの電話がかかってくるまでの時間は普通どのくらいなのでしょうか。

人や相手の状況によってまちまちですが、この時間は実は、相手のこちらへの忠誠度の高さに反比例します。

時間がかかるほど……

つまり、相手にとってこちら側が重要な相手だった場合、相手がこちらを重要視している場合には、比較的短時間で折り返しの電話がかかってきます。

相手がこちらをあまり重視してない、優先順位が後の方であれば、電話はなかなかかかってきません。

取引先からの信頼を獲得するために

そもそも折り返し電話がかかってこないなんてのは言語道断ですが、たとえば携帯電話に着信があった場合、すぐ折り返すか、時間が経ってから折り返すかで悩むという状況は、誰にも経験があるはずです。

実は私もよくやってしまうのですが、商談や打ち合わせ中ですぐには返答できず、あとでやろうと思いつつ忘れてまう、なんてこともあります。そうなると、電話をかけた側からすれば、不信感を持ってしまうのは仕方ありませんね。

ある経営者は「折り返し時間で相手の忠誠度がわかる」と言っていました。それで相手を評価する、というのですね。非常に怖い話ですが、経営者や担当者が取引先を決める条件というのは、案外こんな単純なことで決まることが多いのです。

こちらが必要なときに応えてくれるのが取引先である。そう言われたら反論のしようがありませんね。

できるだけ連絡は早めに

とはいえ電話できない状況だってあるわけですから、できるだけ反応は早くするように心がける。携帯電話であれば、電話できなければ「あとで電話します!」とでもショートメール(SMS)を送るだけでもいい。

それでいて相手に反応の早さをアピールすることにもなります。レスポンスこそが、相手がこちらをどう思っているかの本性である。取引するかどうかといった評価というのはそんなちょっとしたことでくだされるものなのですね。

まとめ.

この記事では、内海正人さんの著書より反応(レスポンス)こそが取引先の本質についてご紹介しました。

たとえ忙しくても、取引先からの連絡にはできるだけ早めに反応することで、信頼度を高めていきましょう。

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