SNSやブログで誰でも情報発信ができる昨今、Web上には真偽のわからない情報が溢れています。中には、自分を偽って売り上げを上げようと考える人もいます。

そこでこの記事では岩松正記さんが著書『誰からも「取引」したいと言われる会社の条件』の中で解説している「SNS・ブログのビジネス活用で気を付けるべきこと」をご紹介します。

岩松正記

税理士。東北税理士会仙台北支部所属。山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員、税理士事務所勤務を得て、10年間に転職4回と無一文を経験後に独立。開業5年で102件関与と業界平均の3倍を達成し、現在は紹介のみを受け付けるスタイルで活動している。

SNS・ブログのビジネス活用で気を付けるべきこと

いかにも売れっ子で忙しいかのように振る舞う人に引っかかるな

今はSNSやブログで誰でも自由に自己表現ができる時代です。

その手のサイトをちょっと覗いてみれば、やれどこへ行ったの何を食べたのと、自己顕示の世界が繰り広げられていると言っても過言ではありません。

そんななか、実は仕事などやっていないのにやっているふりをする人たちがいます。

「今日は◯◯の商談で成約した」「今日はまた新規のお客さんを獲得できた」などと景気のいいことばかりSNSやブログに書いて、いかにも自分は売れっ子で忙しいように振る舞うのが「ヒーロー戦略」です。

ところが面白いもので、ネット上でそういう表現を続けると「この人はなぜ仕事の依頼が殺到するのだろう。なにかノウハウを持っているのだろうか」と妙に気になるようになるんですね。

そこでこの人が「なぜ私が売れるのか、ノウハウを教えます!」なんてやると、多くに人間がイチコロになってしまい、高額セミナーに出たり商材を買ったりしてしまう。

また面白いもので、「それだけ売れている人なら私もお願いしよう」と本当の取引が申し込まれてきたりする。それが「ヒーロー戦略」。

つまり自らをヒーローに仕立て上げ、そう振る舞うことで逆に顧客を獲得するという方法なんですね。

なんでそんなにコロッと騙されるのか不思議なんですが、逆に言えば、それだけ顧客獲得に苦労している人間が多いということなんでしょう。

軽く取った仕事は長続きしない

でも、冷静に考えればわかるはずなのですが、ここに取引先への貢献という考えは一切ありません。あくまでも自分本位、自分の利益のことしか頭にないことがわかるでしょうか。

顧客を獲得したいがためにノウハウに走るのは仕方のないことです。しかし、メッキは簡単にはがれるもので、軽く取った仕事は長続きしないものです。

どうせなるなら真のヒーローにならなければいけない。

それはすなわち、取引先にいかなるメリットを提供できるか、にかかっています。それ抜きで安易な道には走らないことですね。

まとめ.真のヒーローになるためには

この記事では、岩松正記さんの著書から「SNS・ブログのビジネス活用で気を付けるべきこと」についてご紹介しました。

SNSで顧客を獲得しようとするのは1つの戦略でもあります。しかし、自分の利益しか考えないやり方では、いい取引にはつながりません。長くいい関係を築くためには、取引先にどのようなメリットを提供できるかをしっかりと考えることが大切なのではないでしょうか。

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