厳しい市場の中でも、成功しているビジネスモデルはいくつも存在します。それら、成功しているビジネスモデルには、ある共通点があります。

この記事では、岩松正記さんが著書経営のやってはいけない! 増補最新版で解説している「いいビジネスモデルをつくるための考え方」をご紹介します。

岩松正記

税理士。東北税理士会仙台北支部所属。山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員、税理士事務所勤務を得て、10年間に転職4回と無一文を経験後に独立。開業5年で102件関与と業界平均の3倍を達成し、現在は紹介のみを受け付けるスタイルで活動している。

いいビジネスモデルは、ひがむくらいなら真似る

日本で成功したビジネスモデルとは

日本マクドナルド、Yahoo JAPAN、タリーズコーヒー、ランチェスター戦略、等々、これらの共通点は何でしょうか。

答えは簡単、海外にあったビジネスモデルをそのまま日本に持ってきたということです。

これをパクリと言ってしまうのは言い過ぎですが、そもそも日本で成功したビジネスモデルというのは、ほとんどが海外、特にアメリカから持ってきたものだと言っても過言ではないでしょう。自動車産業しかり、チェーンストアしかり、銀行だって証券だってそう。

インターネットに関する商売などはほとんどがアメリカにあるものそのままで、日本独自のものといえば数えるぐらいではないでしょうか。

しかしながら、これらを最初に持ってきた人々や、持ってこようとした人々の勇気と苦労は計り知れないものがある。ただただ敬意を表するのみです。我々凡人がそれを「パクリだ」と言って批判することは簡単ですが、実際にやることは不可能。であれば我々凡人ができることはただ一つ、先人たちの知恵に素直に学ぶこと。つまりは、我が国に海外のビジネスモデルを持ってきた人の研究です。

自分に合ったものを見つけ、自分なりに改良をする

よくビジネスにおいて独自性を持てだとか勝手なことをいうコンサルタントがいますが、ハッキリ言って、中小・ベンチャー企業にそんなことは無理。スポーツや武道において「型」を重視するのと同じで、商売もそもそもが他人のやり方を何らかの形で真似するものなのです。

実際、私がセミナーをやっても、一番好評なのは理論ではなく実例。他の人の実例を知りたいという要望の多いこと多いこと。結局、みんな他人がどうしているか知りたいのですね。

そしてそこから自分に合ったものを見つけ、自分なりに改良していく。それこそがビジネスの王道なのではないでしょうか。

ひがむくらいなら真似る

そもそも「モデル」とは模型とか被写体とか「基にするもの」という意味。「ビジネスは真似だ」なんてことを言った人がいるかどうか。しかし、商売に成功した人を僻んだり恨んだりするくらいなら、素直にその人のやり方を真似る方が賢いやり方です。

能の創始者である世阿弥は「学ぶは真似ぶ」と言ったそうです。まさに真似をすることこそが学びである、ということなのでしょう。

事業の成長には、オリジナリティーを出して競合他社と差別化することが必要。しかし、オリジナリティーにこだわりすぎてなかなか収益があがらず、会社がなくなっては元も子もありません。我々は「学ぶは真似ぶ」という言葉を心に刻みこむ必要があるのではないでしょうか。

まとめ.成功した人のビジネスモデルを真似る

この記事では、岩松正記さんの著書より「いいビジネスモデルをつくるための考え方」をご紹介しました。

日本で成功しているビジネスモデルには、海外にあったものをそのまま持ってきたものも少なくありません。商売に成功した人を僻んだり恨んだりするくらいなら、自分に合ったビジネスモデルを見つけて自分なりに改良していくことが、ビジネスの成功につながるのではないでしょうか。

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